消費者生活保護センターは本当に保護してくれるの?

新聞に、エステ業界の押し売り事情が乗っていました。

エステ業界では、何回も通わないと効果が出ないので、、
回数券を購入したほうがお得ですし、回数券で通いましょう
との勧誘が増えているようです。
そして、あまりの押しに負けて回数券を購入
仕事が忙しくなったりでなかなか通えなくなってしまい、
クーポンを使えないままそのお店が移転もしくはなくなってしまった
なんてこともあるそうです。

お店の経営戦略的には回数券の販売はとても効果的です。
回数券のほうがお得なのでお客様の事を考えている様にも見えます。
でも、いつやるか分からないサービスに先にお金を払わせる
それはお店の事しか考えていない経営方法です。
お客様の事を思えば、回数券の販売は行えません。
もしも遠方にお引越しされたらどうするのでしょうか???

商取引法で、果たせる可能性のない未来の約束は
してはいけない事になっています。
なので、販売側が、契約書に色々と注意点を書いて
何とか 痩せます とか 姿勢が良くなるとか言ってきます。
店頭で口だけで効果をうたわれても
書類には効果には個人差があります とか書かれてます。

若い時は世間に対しての情報が少なく、
お店の雰囲気や押しに飲まれやすい時期です。
なので、クーポンや化粧品、サプリを勧めてくるお店は
注意するに越したことはありません。

そして、問題があったときに駆け込む
消費生活保護センターですが、
保護してくれるだけです。

どんな内容の被害にあったのか、他の被害者情報
そういうのを聞いてくれて、あとはどう処理するか
そんな話をするだけです。

保護センターですから・・・

クーポンの返金手続きやお金は取り戻してくれません。
自分でお店に足を運ばなければいけません。

ただ、消費者生活保護センターの方は
そのお店に電話をして注意はしてくれます。
なので、何も相談しないよりは良いとは思います。

困ったことになる前に、
エステサロンでの物販やクーポンの押し売りには注意
若い時は恥ずかしかったり、断り方がわからなかったり
雰囲気にのまれたり、そんな事もあると思います。

一生懸命に働いたり、お小遣いをためた
大切なお金は 自分自身がよりよくなるために使いましょう。