天災、ウイルス、災害に恐れる人にこれから気を付けて欲しい事。

今年は本当にいろいろある年で、コロナから始まり、九州の災害と本当に大変な年だな、と感じます。

そして、実際に災害に自分がまだあっていないのに、ニュースや周りの情報で。おびえてビクビクして、将来を怖く感じる、どうしよう、と考えている人も増えているかと思います。

そういった時、心情がぐらついたとき、信心深い人や、不思議世界が好きな人は、宗教の誘いに乗ったり、これをやれば救われるよ、なんてキラキラして見える人に誘われると話に乗っちゃったりもする時かもしれません。占いもまた流行り始めているそうです。

ただ、今年のような状態の時に気を付けて欲しい事は、遠くを見過ぎないでほしいという事です。まだ起きていない事に不安を覚えすぎると、人は正常な判断が出来なくなります。備えあれば憂いなしですが、備えの方向性を間違えやすいのもこういった世情の時です。

と言っている私自身が過去散々不安感や遠くの事を考えすぎて騙されて浪費をしてきているので、今を見つめる、今できる対処をすることが大切だと実感しています。

例えば、躰が痛いのに、そこを無視して遠くの事を見つめ過ぎても、身体が痛い事を対処していなければ、避難グッズを準備していたのに、痛くて避難グッズが持てなかった、非難しないといけない当日に逃げ遅れる、なんてこともあるからです。

そして、宗教に入信しても、本当に助けてくれるのは、宗教団体でしょうか?宗教に誘った人でしょうか?被災地を見たり、振り返るとそうではない様に思えます。近所の人からの支援や、ボランティアさんからの救いだったりです。

イエスキリストや、仏陀は、一緒に幸せになりましょう、辛い事があるのなら話を聞きます。痛いところがあるのなら、手をかざしましょう、手助けできることがあるのなら、手助けさせて下さい、といろいろな地域を回っていた方たちです。そういう行いが周りの人を勇気付けて、人々を救っていました。キリスト教に入りなさいとか、仏教入門しなさいとか、この教えをやれば救われるよ、なんて信者を増やそうとしていたわけではありません。

だから、キリスト教を広めたのもフランシスコザビエルだったり、仏教だって、仏陀の教えを聞いた弟子です。素晴らしい事を行っている人は、特に団体や何か属性にこだわらないので、風のように流れるままに活動しています。

そうなのです、無理に団体に属さないでも、救って下さる方は自分から求めれば救いの手を差し伸べてくれます。日本なんて本当に恵まれています。困りすぎていないのに、働く気がなければ病気を偽装したり、なんだかんだすれば、家や車という固定資産を持っていなければ、生活保護だってしてくれるのですから。

私は過去に、日蓮系の新興宗教の勧誘を受けて、唯一人を救える教えはこれだ、なんて洗脳されてのめりこんでしまった事がありますが、本当に人を救う気がある人は、下手な勧誘はしませんし、本人が真実に気が付くのをそっと待ってくれます。

だから、宗教のからくりも知りました。

そして、日蓮上人なのですが、私の教えが唯一絶対だ、私の教えに背いたら天変地異や争いが起こる、私の説いたこの言葉を唱えなさい、なんて言っていましたが、これは人を救うというより、呪いをかけている様に本当に思います。

でも、私自身が洗脳させれていた時は、呪いをかけられている事に気が付けなかったのです。

では、私が洗脳されていた時どういう考え方をしていたかと言うと、人に気が付かせるために、嫌な事をおこしている、人は痛い目を見ないと学ばないから、なんて考えて、呪いに気が付かずに本当に信じちゃっていました。

それでは、その後どうして気が付いたかというと、痛い目に合うのは、自分が間違った事をやったからであって、間違った事をやってもいないのに、この教えを信じないと不幸になるとか、罰が当たるって、本当に呪いをかけられているんだな、言葉の力って怖いな、という事に気が付いたのですよ。

もう 呪いをかけないでほしいです。世の中には呪いをかけている人が沢山います。

だからこそ、呪いをかけられて、恐れや恐怖で行動するのではなく、みんなが良くなる方法は何?私に出来る事はなに?この仕事は私のお役目だから、お役目を全うするために仕事をしよう、そういう考えで一人一人が目の前の事に取り組むしかない様にも思います

しかし、お役目を感じられない、明らかに人の不安感や恐怖心を食い物にしているネット系商材販売とか、オレオレ詐欺とかそういうビジネスにお役目を見出すのはお門違いなので、それはそれで転職を考えた方が得策かとは思います。

恐怖や不安をあぶりだして、人を陥れて、囲い込んだり、団体を作るのって本当にどうなんだろう?!と洗脳から溶けてもう20年近く、そんな事を考えて、洗脳されてしまう人が減ると良いな、とも思っています。

今年は本当に大変な年のように感じます。だから、洗脳されてしまう人も出るかもしれません。でも、宗教に救われるのは心であって、命ではありません。家族でもありません。信じる者は救われる、ただそれだけなのです。

ご先祖様を大切にする、神社仏閣に感謝する、周りの方とのご縁に感謝する、その方がよっぽど見えない世界は救ってくれる様に私は思っています。

下手な団体に所属して、お布施を払うのなら、義援金募金をした方が天国へ橋渡ししてくれるようにも思うのは私だけでしょうか?

混沌とした世の中ですが、焦りすぎず、健康に気を付けて、今できる事をコツコツ積み重ねるのが幸せの近道なのでしょうね。