疾病利得って?!治る気がない人より治す気がない人のがヤバイ

今日はいきなり難しい四字熟語的なタイトルですが、国家資格をもっている先生や心理学を学んでいる先生ならご存じであろう疾病利得、これで悩む先生は多くいらっしゃると思います。逆にこれをカモにする先生も多くいますので、治る気がない人より治す気がない人の方がヤバイって事です。

疾病利得って病気でいる事で本人が得をするから病気でいる状態の事なのですが、病気でいないといけないほどに環境が悪かったり病んだりしてしまっている場合もあるのでそういった点の改善のアドバイスも必要なこともあります。改善する気のある人は自分から行動するし、改善できる場所に導かれるので、疾病利得って本当に悪循環の塊なのですけれどね。

私のお店では疾病利得の人には私が躰には悪いところないですよ、気持ちの疲れを癒したり、考え方を工夫すると良さそうですねと言ってしまうので、治す気のないかまってちゃんはもうご来店されなくなりますが、他店はコリのないに人も自分の利益になるから疾病利得の人をズルゾルと囲い込んでカモにしている場所もあるそうです。

そういう患者様やお客様は相手を思いやる心の欠如から自分も周囲も見られない傾向が強く、自分の心地よさだけを求めて生活している場合が多いので先生が少しでも自分に気の食わない態度をすると離れて行きます。

そしてどこかで誰かのエネルギーをまた奪いに行く、エネルギーバンパイアなので相手をしていると他のお客様に注げるエネルギーも奪われるし、自分のエネルギーも奪われるし悪循環になってしまうのです。

セラピストはエネルギーの良さも大切なので損切りも時には大切。

しかも疾病利得の人は勝手な悪口や噂をする傾向も強いので、他店の悪口を言い出されて自分の店の悪口を言われたくないから機嫌取りをしがちになるかもしれませんが、治療をちゃんとしたいちゃんと仕事をしたいという志のある人は、疾病利得の方にはカウンセリングをしっかりする事と相手の言いなりになったり相手の機嫌取りをしない覚悟を持った方がお互いの成長のためになります。去る者は追わず来る者は拒まず これが治療家には本当に大切。

躰の痛みは怪我や打撲や交通事故などの後遺症、日常生活でのコリや血流の悪さと神経系の乱れからくることが多いのですが、疾病利得の人はコリの箇所はないのに心的外傷からその人の脳の中で痛い痛いと思う刺激がめぐってしまっていて、どこも固い場所はない、老廃物の塊らしき箇所も、内臓の疲れらしき重さも何も見当たらない、頭皮のコリもない、関節も筋肉も柔らかいのに、手が上がらないのですとか、腰が動かないのですとか、そういった感じになってしまったり、ただ身体が怠いだけでどこも本当に凝っていない、そういう人が本当にたまにいます。

ただ、食生活が乱れがちになる人が疾病利得の人には多いので内臓疲労の傾向が出るパターンが多い事もあります。

こういった方には心のケアが必要なのと、本人に日常での嫌な事や色々な事と向きあう勇気と自分や他人を責めない、悪口を言ってもいいけれどそれを根深くしない、許す流す思考法を身に着けるケアなども必要にもなってくるのです。

昔働いていた治療院で患者役と先生役でお互いをほぐし合って勉強をした時に、私は鍼灸師の先生に身体の使い方が上手なのですね、先生はそれほどまでにコリはないですよと正直に言ったら、鍼灸師さんから患者さんにはコリが無くても、凝ってますね~とか言ってあげないとダメだよと言われました。治療院に来る人は痛みのヒロインになりたい人が多いからと言われたのです。

ありゃりゃ 疾病利得を利用した悪徳商法じゃんかって感じです。国家資格の先生は授業で疾病利得の講義もあります。整体師の学校でもある学校も最近は出てきているとは思いますが、私が行っていた頃はそんな言葉の出る授業はありませんでした。心理学を学べば出てきますけれど、そうやってどんな先生のどんな講義を受けたのかは分かりませんが、自分が治せない至らなさを疾病利得のせいにする講義を受けている治療家が本当に多いのです。

疾病利得の人は、健康保険を利用しないほうが治るのではないでしょうか。経済的な理由で病院にいけないのは良くないけれど守られすぎている事で利得があるから病気になるのも考え物の世の中です。

このコロナ渦で医療崩壊も騒がれているのです。健康保険制度はとても有難いですが、それが治療家の甘えを作っているのならば、医師の診断書のない治療に関して治療院は完全自費診療にした方が良いのではないでしょうか?そして診断書は経過報告と継続治療をするかのために毎月必ず出すと義務付ける。治っても良いころなのに治療院に行っているのは何故?というハガキに対してまだまだ嘘を書いている先生が多くいて、健康保険が無駄使いされています。

疾病利得に甘える人が減り健康な人がどんどん増えます様に。

そして健康な人を増やせるお手伝いがこれからも出来るよう素敵なご縁に感謝しています。