生きていくには働くことは大切だけれど、よもぎ蒸しとかを仕事にしている人はちゃんと働いているの?

最近、働き方の変更を強いられたりで、色々なビジネスをするかたも増えているとは思います。どんな仕事をしようとも自己責任と言われてしまうため、メンタルを強く持つことが大切な時代にはなってきました。

そして、私と同じようなビジネスをしていると時代の影響を受けたと錯覚して躰に触れにくい時代になるのならと、オンラインセラピーやらよもぎ蒸しをメニューに導入したりする人もいると思います。

ただ、ビジネスアドバイザーのいう事を鵜呑みにしたり、儲かるからとか楽だからとか、そういう理由で何かをするのは他人までも傷つけるので考えて欲しいとは思う所はあります。

今日はそういったビジネスの中でよもぎ蒸しについて取り上げます。

明日はオンラインやらについて少しだけブログします。

よもぎ蒸しなのですが健康に悪くはないです。ただし、気を付けて欲しいところがあるのです。

それは、膣を低温火傷させてしまっている事にほとんどの店舗が気が付いていないという事です。

お客様の体感はそれぞれなので、熱いと言わない方もいれば、熱いとか、少しお尻がピリピリしますとお声がけをして下さる方もいます。

熱くてお尻や膣がピリピリする場合は、よもぎ蒸しのお鍋の位置を動かしてあげるか、クッションを少し高くするなど工夫をしながら行う事が店舗としてとても大切なのですが、構造的に鍋が動かせないよもぎ蒸し座椅子を使っている店舗も多くあります。

椅子の穴が大きすぎるのも気を付けて欲しい点でもあります。韓国の方は小学生くらいからアカスリを始めたり、食もキムチを食べていたり刺激にとても強い身体の作りになっているので、日本人とは違うのでよもぎ蒸し座椅子も日本人にあった構造の日本人向けの物があった方が良いのですが、未だに韓国の方が使用しているのと同じつくりの物ばかりです。

30分で終了だと、真実をお伝えしますが、躰の表面しか温まっていません。早く温まったわけではなく、大量の蒸気を浴びて脳が熱いと錯覚しただけです。遠赤外線効果でもありません。夏以外に太陽光を浴びて30分で多量の汗はでますか?自宅の遠赤外線ヒーターに30分当たった後に躰の芯まで暖かさは持続していますか?

健康や美容系はとんでも偽化学をどうどうと宣伝文句にする事で、化学に疎い情報弱者をカモにしているな、と感じる事が多くあるのが私の今までの経験則です。遠赤外線は空気を温める事はできませんし、流動的な私達人間と食品では遠赤外線の熱伝導効果が違って当たり前なのです。

人間は体温が平熱より上がるとそれを下げるために汗を出すというメカニズムがあります。体温が平熱より上がったと感じるのは脳ですので、内臓など深部温度が熱くなっていなくても、脳が熱いと感じたら汗が出てしまうので、サウナなど、熱い部屋にいたり、お風呂で平熱より高い温度の湯気を浴びていれば汗は出て当然なのです。

あとは、体内に菌やウイルスが混入して糞尿や汗でそれらを輩出しきれなかった場合は熱をぐっと出して体外にだそうとしますから、風邪をひくと平熱が上がってしまいます。

がん細胞は生まれた時からどんな人も細胞として持っていて、外から入ってくるものではなく、衣食住で発症するものだから、躰を冷やさない事が大切ともいわれていますので、がんを治すために自力で急に熱を出すという事はないのです。

そういった点をしっかりと考えれば、よもぎ蒸しは40分以上は時間をかけて、陰部を刺激しすぎずにじんわりと体内から温めてジワジワ汗をかかせてあげる事の方が大切なのです。体表だけを温めて脳が熱を下げようと錯覚している汗を出させても実は逆に風邪をひきやすくしてしまったりするのです…

夏の炎天下に30分ほど屋外にいればだらだら汗が出てきて熱いよぉぉってなり、そのあとクーラーの効いた部屋に行き、体力が弱っていたら夏風邪をひいてしまう、というそんな感じです。よもぎ蒸し希望者の中にはダイエット目的の方もいるでしょうから、食事制限をして体力が弱っていて風邪をひきやすくなっている人もいるので身体の表面だけを熱くして温まった気にさせてはいけないのです。

だいたい店舗を運営していくには、30分に最低でも3500円の収益を出さないと潰れてしまいます。これは準備や片付けや事務作業、スキルや知識を高める経費など含めて算出していくと、3500円×8時間で28000円は最低でも1日に収益を出さないと光熱費や材料費、開業資金を返済していくといった問題で飲食店含めてどんなビジネスであれ存続の危機に瀕するからです。開業から数年間は開業経験を積むことと認知されるためにすぐには収益がでないので、貯金などを切り崩して月最低30万は売り上げを出さないと貯金の無い場合は危険です。貯金があれば食費やらを切り詰めればそれ以下でもなんとか運営はできますが、融資で借金返済しながら生きていく人生になってしまいます。

なので、貯金の無い場合は良いサービスを安い値段で提供することは難しくなるから、安かろう悪かろうの提供になってしまうのです。まぁ悪かろうと気が付かず本人が満足すればそれはそれなので何とも私は言えません。

よもぎ蒸しは、蒸すための電気代、よもぎの材料費、マントを洗う手間などを考えると相場が30分3500円になるのは当然の事です。でも、その経費を保つために不健康な事を30分という区切りでさせるのなら、しっかりと運営していける値段設定で40分以上はお客様に安全なよもぎ蒸しを提供してほしいと感じています。

短時間で温まった気になる事と、躰への負担をかけすぎずにしっかりと時間をかけてでも芯までじっくりと温めてあげる事ではその後の受けた人の健康に差が出るのです。

温まった気にさせる満足度は情報弱者を不健康にさせてしまいます。本当に残念でなりません。たとえ本人が気が付いていなくても、後でしっかりと効果が根付いている事の方が実は大切なのです。

皮膚の感覚が鈍い人は、陰部をガンガンにあたため過ぎて30分くらいですぐに汗が出てしまうような体感に対して何の疑問も抱かず、汗が出たぁ気持ちよかったぁって錯覚するのでしょう。お尻を適度に移動できるようになっていたりお尻が移動できない小さいつくりの椅子なのだとしたら、鍋を動かせないと、本当に危険なので、気を付けて欲しいものです。

情報を見つける事が情報が多すぎて難しくなっています。目にした情報次第にはなるので、情報を吟味して行動することが私達が賢く生き抜くには必要になってしまったので、良い未来を目指せるとハッピーですね。