梅雨明けが今年は遅すぎて、なのに急に暑くて、身体がまいってしまいそうな陽気です。畑の野菜を見に行くことをさぼりすぎていたら、キュウリがカラカラで、可愛そうになっていました。もともと、長雨で今年は収穫数が激減だったのですが、急に暑いのも、人間も植物も参ってしまうようです。
こう熱いと、家から出るのに気が引ける方も増えるのではないでしょうか?まだまだメディアではコロナの数を報道しているし、外は危険!!と引きこもりがちになってしまう人が増えそうで、出かけなさすぎの運動不足で免疫が低下したら、元も子もなくなってしまいます。
ミネラルとマグネシウム、塩分をしっかりと取って、夏を乗り切るのが大切です。また、夏に無理なダイエットをしすぎてしまうと、秋に内臓が疲れやすくなるので、無理な事は控えましょう。夏の急なダイエットはリバウンドしやすいって事です。
コロナや、ウイルスには、免疫アップが大切という事で、酵素食品が推奨されたりもしていますが、これもバランスよくとらないと、夏は酵素を上手に取り込みにくい季節なので、無意味になってしまいます。
また、バランスよくの定義ですが、現代人の場合、バランスよくとるのが難しいのです。野菜の栄養価も下がり、お肉もちゃんとしたお肉を取らないと油と抗生物質ばかりを取ってしまい、結局身体に負担がかかることもあるからです。
バランスよくとろうとして、身体の中でいろいろとちゃんぽんされすぎて、逆に体調不良になる人もいます。
そして、こういった急な暑さで、栄養をちゃんと取っていたのに、なぜ身体を壊してしまったのだろう、と悩む人も少なくはないのです。
朝に軽く栄養を取り、昼は午後の活動に差し支えない程度の栄養のある食事、夜はデトックスに向ける食事の摂取方法が良いのですが、なかなか難しいようです。
夜にもしもお肉を取るのなら、鶏むね肉が良いのですが、牛や豚をがっつりを食べて寝ている間に内臓に負担をかけてしまっている人もいます。夜は、休むことを考慮した食品摂取が良いのです。
腎臓病を患っていないのであれば、夜はほうれん草、納豆といったカリウムが多く含まれた食品でデトックスする、その方が良いのですが、日本人は朝にほうれん草のお浸し、納豆を食べています。夜には肉食や魚なのです。
肉や魚といった生きている間に活動量の多い生物は完全に腸内から排出されるのに3日間はかかると言われています。それだけ、消化吸収に時間がかかる食品を寝る前に食べてしまうと、睡眠中の内臓に負担をかけやすくなります。昼食に肉、魚系を食べて、午後しっかり活動する、もしくは夏は出勤前に肉か魚で力を付けて熱い夏の出勤時間を乗り越える、という事の方が、無理なダイエットをするよりも効率的なのです。
私も、手の感覚が鈍るから肉、魚を一切食べないといった試みを行い施術制度を上げるために野菜と果物と、穀物しか食べないという生活を送っていた時期はあります。今は、手の感覚は何を食べてもそこまで変わらなくはなりました。
しかし、貪るように肉、魚は食べません。もともと好きではないという理由もあります。
今年の様に、急に暑すぎると、動物性たんぱく質も多少は取らないとばててしまいます。ただ、食べるタイミングに気を付けないと、就寝中に内臓に負担をかけて、起き掛けの肩こり腰痛の引き金になることもあるので、夜の肉魚の摂取には気を付けるようにはしています。
躰がロックダウンして、お盆休みに活動休止にならない様に、体調管理に気を付けて、暑い夏を乗り越えて生きましょう。
皆様が健康で笑顔でありますように。