なぜ汗をかくことが大切なのか

あと数日ですっかり秋に切り替わるそうなので、衣替えはもうしても良いようです。食欲の秋になるので、食べ過ぎに注意して、夏の疲れが胃腸に出やすい時期ですのでお腹のトラブルに気を付けましょう。

今日は汗をかくことの大切さについてお話します。

最初に伝えますが、汗で出来るデトックスには限りがありますので、汗でデトックスという呼び込みには注意しましょう。

汗をかくことで出来る事は、浄化、水分の入れ替え、むくみ解消、体温調整です。

浄化は、毛穴の汚れまで綺麗に取れる為、躰の清浄作用が高まり、邪気が綺麗に流れるので浄化になります。そのため、お風呂に塩化マグネシウム(にがり.塩)やお酒を入れたり、重曹を入れたり、最近はやりのエプソムソルトも汗を出しやすくするので、さら湯で入るよりは何かを入れた方がより良いです。

重曹、クエン酸、エプソムソルトは風呂釜を傷めずに洗浄効果も高いので浴室も掃除しやすいです。最近は香り付きのエプソムソルトも出ている様ですが、実は、エプソムソルトはエプソムソルトで検索して購入するよりも、硫酸マグネシウムで検索して購入した方が、業務用の25kgで販売されているものもあるので、お友達とそれを分け合ったり、毎日必ず入るし、一人ずつお湯を入れ替えてエプソムソルトを使うよってご家庭はそういったものを購入するのも手です。香りはアロマオイルを入れれば付ける事も出来ますので。

ただし、お湯炊きしない、一人ずつでお湯をかえるなら、塩化マグネシウムの方が断然お勧めです。汗のかき方は硫酸マグネシウムよりも塩化マグネシウムの方がより汗が出ますから、塩化マグネシウムはお湯炊きすると窯が痛むので、そこがネックです

そして、お勧めのアロマは 今の接種者増大の状況下ではラベンダーです。ラベンダーが苦手な人はティートゥリー、スコッチパイン、バジルも良いでしょう。

私は、最近気になっているウイルスより厄介な物の出現に対する対策として、ラベンダーとスコッチパインとバジルを配分を考えて調合したスプレーを作成して使用しています。この三種を適度な配合で作成すると、トップノートからミドルノートまで様々な香りが楽しめるし、人によって香りの感じ方が変わるので使用しています。

人の脳は、自分の好きな香りを嗅ぎ分ける習性があるので、一種類だけを使用するよりも、様々な人が来る場所には数種類のアロマをブレンドした方が効率が良いです。相性や配合もあるので、混ぜ方を間違えると防虫剤のような強いにおいになってしまう事もあるので注意が必要な事もありますが…

ただし、お風呂に入れる場合は、一種類の香りにして、ブレンドは避けた方が良いです。直接身体につける事になるので、何種類も入れてしまっても危険です。入浴は蒸気を浴びて吸気から肺への吸収力も高いですし、陰部にも触れるので、体内にアロマが吸収されやすくなるため、ブレンドのしすぎや、入れすぎは危険です。アロマは使用方法を間違えるととても危険ですので気を付けましょう。

ペットを飼っているご家庭では特に柑橘系のアロマの使用は避ける事も大切です。

そのため、お勧めはラベンダーなのです。ラベンダーでしたら量を使いすぎなければ、ペットにそこまで害はありませんから。しかもラベンダーは放射線防御にも良い事を岡山大学の研究チームが数年前に発表していますから。リナロールという成分が良いとの見解です。これはパクチーにも含まれています。核DNAの破壊から身を守ってくれるのです。

だからこそ、最近はシェディングにもラベンダーが良いと言われています。先日見えたお客様からも、人ごみで人に触れてしまい、ぶつかった皮膚部に変な跡がでたから消毒したけれど消えずにラベンダーを塗ったら消えていたとのお声も聴きました。

そうなのです。シェディングに消毒は効果がないのです。解毒とDNAの破壊を防ぎ、修復を早める事が大切なのです。

だからこそ、汗をかいて体内の水の循環を高めて、水分補給をして皮膚の汚れを毛穴の奥からも排出し、体外に付着しているものも汗で流す事はとても大切なのです。

これから寒さが増してきます。汗をかきにくくなります。運動はしやすくなるでしょうけれど、毛穴の奥の汚れまでがしっかりと出せる汗は夏よりもかき難いです。

さらに、お風呂上りもすぐに湯冷めしやすくなりますし、ぬるめのお湯に長時間浸かるのも、躰に負担がかかりやすい季節にはなります。なんといっても冬の半身浴やぬるめに長時間の入浴は風邪をひきやすくもなってしまいますから、かといって、熱いお風呂にサッとは芯までは温まれません。

家で出来る方法としては、38~41度の温度設定のお湯にエプソムソルトを入れて20分浸かる、これなら、冬の湯温が冷めやすい時でもお湯炊きも出来るし、ぬるすぎるお風呂に入ってしまう事も防げます。

ただし、エプソムソルト風呂は20分以内にしましょう。どんなに身体に良いと言っても硫酸マグネシウムであり、塩化マグネシウムではないので、皮膚への刺激が強いのです。硫酸マグネシウムは皮脂を流しやすくします。躰の油汚れまで取れます。

なので、乾燥肌の人は長時間入浴しすぎると乾燥しやすくなってしまうのです。

でも、20分以内でも汗がかけて、芯まで温まれるし、油までも流してくれるのだから、エプソムソルト入浴は皮脂の排出効果が高い分、毛穴の奥まで綺麗になりやすく、経皮吸収はほぼほぼ出来ないのが人体のしくみですが、しっかりと毛穴が開けば経皮吸収も可能になりやすくなるので、マグネシウムが体内に浸透しやすくなりますし、短時間入浴できる優れものだとは感じます。

まぁ、塩化マグネシウム(ニガリ)でしたら、普通の塩よりも汗をかきやすいのでそれでも20分以内でも平気です。10分の入浴でも汗が出せます。ただし、お湯炊き厳禁です。乾燥肌の人はこちらを選ぶのも手です。乾燥肌、長風呂が好きという人は、41度のお湯を腰ぐらいの高さでニガリ風呂にして、お湯が冷めてきたなと感じたら、足し湯をする、足し湯をしながらゆっくり入るというのも手です。

お風呂は気持ち良いですよね、のぼせに気を付けないといけないですが。

まぁまぁ正直な話、よもぎ蒸しの方がのぼせにくくて良いのですけれど、入浴もよもぎ蒸しも両方できるとさらに良いかとは思います。

私はというと…よもぎ蒸しもあるサロンなのに、よもぎ蒸しあまりやっていません。体感としては、やはりやった方が体調が良いです。

そして、やれるときに色々体感して試した結果、3か月ぶりくらいによもぎ蒸しをやった時は、50分よもぎ蒸しをやって、翌日30分よもぎ蒸し行ったら、しっかりと内臓まで温まり、良い感覚でした。60分は体力も奪われやすくなるので、とても一日中眠くなってしまい、やりすぎだな、と感じました。この10分という微差でもよもぎ蒸しは効果が高いため胆なのです。

躰を温めるという行為は長時間やれば良いというものではないと実感しました。短時間もマメに出来る人でないと効果少なめですけれど、久しぶりの場合は50分、マメに出来る場合は40分を毎週とかが良いです。二日連続で出来る場合は、1日目50分二日目30分ですね。

とにもかくにも、汗をしっかり出す事は大切、自宅で出来る方法としては入浴、運動でかける汗には個人の体力次第で限界がありますから、工夫して健康管理できると良いですね。

寒くなってきますので、ご自愛ください。