8月になりました。令和初の夏!! 暑いです。涼しいのは朝夕って事で、早寝早起き三昧です。
- ~今日のブログの目次紹介~
- 1.私のプチ情報
- 2.三昧の意味
- 3.ヒプノセラピーに再度興味をもった理由
- 4.ヒプノセラピーが正直怖かった過去の私
- 5.ヒプノセラピーの簡単な説明と学ぶ理由
- 6.本題の、ヒプノセラピーにもある危険性
- 7.ヒプノセラピストを選ぶには直観も必要
- 8.偉大な人の格言
1. ちなみに、この三昧って言葉、仏教用語なのはご存知ですか?日本語って仏教用語からの派生が多いなと年を重ねるほどに感じます。私の最終学歴は日本文学専攻で、中学校の国語教員免許を持っているのですが、なにぶん漢字がすこぶる苦手です。ごつごつ、ゴリゴリした形は特に苦手、マッチョも実は苦手、私の好みはどうでも良いとして、言葉の持つ心を動かす力や、魅力、歴史文化は好きです。なので、漢字がダメな私は教員になれなくて今は正解だったと自分で自分を日々納得させています。何かになれなかった世界があるからこそ、今があるのも素敵。
2. おっと忘れる前に、三昧の意味も少し説明、心を一つに集中する事。雑念を去る事で、対象を正しくとらえる事。心の動揺がない事。瞑想状態に近いですね。
3. 言葉や心に興味が高い私は、最近やはり身体の痛みも心から来ている事への深みに益々はまり、ヒプノセラピーも学び始めているのです。そして、学び始めて色々な事を感じ、知りはじめ、自分の変化も少しずつ実感しています。だからこそ、師をみつけ学ぼうと決意しました。
4. ヒプノセラピーって何だ???って方もまだ多い世の中です。ヒプノセラピーは簡単に行ってしまうと催眠療法です。そう聞くと何か怖い感じしますよね。私もそうでした。とても怖かったです。催眠?!いかがわしいと20年前からこのカウンセリング技法を知っていたのですが、私のこだわりの強さから、ずっと避けていました。催眠かけて、人を洗脳して誘導して、その人の主体性を無くして、危険じゃないかー変な人に導かれたら、それこそ新興宗教被害にあった気分じゃん、と新興宗教に騙されてさんざんな思いをしていた20年前の私はそう感じたのです。でも、そう感じていて正解だったな、と思う事もあります。まだまだ正しい技法が広まっていなかった20年前は、わざと人を深みにはまらせて、洗脳して依存させるヒプノセラピストが正直にいましたから…今でも、数名いるのは確かです…見分け方に気をつけましょう。また、心理カウンセリング資格はずっと国家資格なるものは存在していなかったのです。やっと2017年から公認心理士という国家資格ができました。なので、いままでのカウンセラーは選び方を間違えると余計ドツボにはまって鬱病がさらにひどくなってしまうという事もありました。鬱病を治すために総額100万なんて人もざらにいます。でも、国家資格だから安心とも言い切れないのが世の常ですけれどね…医療事故が無くならないし、医療事故のもみ消しだってまだあるのですから。
5. 私がなぜこんなにもいまヒプノセラピーを見直し始めたのか、それは、人の思い込みから来る辛さや、躰、心の痛みを開放するのには効果の高いアプローチであると分かって来たからです。ヒプノセラピーの中には、退行催眠(幼少期や前世まで遡り過去の傷を癒す)、イメージング療法(成功しているイメージへと誘導しパフォーマンスを上げる手法でスポーツ選手が良く利用している手法)暗示療法(プラスの言葉を脳の深い所に植え付け、行動をプラスにする)と色々なアプローチがあります。その、アプローチの中で、その人の特性に合わせたものをセラピーしていきます。すると、心にブロックの無い状態でそのセラピーを行われたクライアントは、スッキリし、未来への行動が明るくなり、痛みが和らいだり、日々の思考、行動が変わるので、痛みがなくなるという結果が出せる技法なのです。だからこそ、しっかり学び、その手法を私も取り入れられれば、鬱病やリウマチ、ガンなどでメンタル的にも悩んでいる人の手助けに繋がると考え、学ぶことにしたのです。ただ、本当に変わりたいという人に効果のある技法ではあります。何しろ、潜在意識にダイレクトに働きかけるので、実は治らない事で病気でいる自分を構ってほしいかまってちゃんや、病気が実は好きだったりする人もいるのも事実だからです。本当に治したい人はちゃんと治るのです。だから、潜在意識で治りたいと切に望む状態まで導く忍耐力もセラピスト側には必要ではあります。
6. ヒプノセラピスト自身もクライアント側も気を付けなければいけない事があります。それは、思い込みを植え付けられて、それによりさらにトラウマを増やして生きにくくしたり、依存的な、逃げ腰の自己否定の強い人に導かない事、またセラピスト選びを失敗して、そういう自分に導かれてしまわない事が本当に大切です。世の中にはいろいろな出来事があります。自分の知っている世界は本当に氷山の一角です。よく、顕在意識と潜在意識のたとえで出て来ますが、私たちは顕在意識である氷山の一角で行動し、その奥の潜在意識は自分でコントロールしきれていなかったりするのです。ヒプノセラピストに退行催眠をしてもらった事で、スッキリと前向きに未来が良くなる人もいれば、自己否定の心が強く、思い込みの前世を掘り起こされて、私の前世が悪い奴だったから、今ダメなんだ、この世の中では前世の罪を償って生きて行かないといけないから苦しいんだと、自己否定を始めてしまい、スピリチュアルや、オカルトにはまり込んで、さらに悪くなってしまう人もいます。インナーチャイルドへの癒しで退行催眠を行った事で、愛されていなかったという思い込みを植え付けられてしまい、愛に飢えて自己否定をしたり、嫌な事があると何かや誰かにせいにする癖を逆につけてしまう人もいます。それは、とても残念な事だと私は思うのです。ヒプノセピーをすることで知らなかった自分自身を見つけ出せますし、良い方向に導く事も出来ます。ただし、マイナス思考なセラピストにあたったり、人の愚痴を聞き出して癒してあげる事もカウンセリングの手段ではありますが、愚痴を聞き出すのが好きなだけのセラピストにあたってしまうと、前には進みにくくなってしまうのです…すべてを認め、受け入れ、愛で包み込むことは、セラピストにとってとても大切です。包み込んだ後に開放が始まるからです。ヒプノセラピスト選びも、ヒプノセラピストになるための師を選ぶ方法も気を付けるに越したことがないという事ははっきりと言い切れます。
7. 選ぶときには、全米認定を持っているとか、凄い人に会って学んできた、ブライアン・ワイスやタッド・ジェームスから学んだ、とかそういう事で師を選ぶのも間違っています。だって、その人自身は、ブライアン博士やジェームス博士ではないし、資格だって後付けの肩書きでしかないのだから、人の名前や資格を盾にする人ほど、実は自分に自信がないという事もあります。個が確立されていれば、その人自身が正しい手法を編み出したり、人を導けるのではないでしょうか?資格に頼りすぎないのではないでしょうか。本当に凄い人ほど、肩書に頼ったりしないでも結果をだしているのは事実です。愛がある人なのか、自分と合う人なのかで選ぶ事。直観に従ってみるのも手、それが大切だと私は思います。
8.最後に私のすきな言葉の中の一つをのせます。アブラハム・マズローの名言:権力を求める人間というのは、だいたいにおいて、そんな権力を持つ資格のないものだけである。(アメリカ合衆国心理学者:1970年没)マズローは人がシンプルに生きる事のすばらしさを教えてくれます。マズローの欲求のピラミッドが代表的。欲求は人間成長に繋がるのです。幸せになる自己肯定の欲求を持つことで、良くなるための行動を起こし、幸せになる人が増えますように。