今日はボヤキなんてタイトルですが、
過去に思った事、自分もそういう所あったな
と反省点をブログします。
私が整体師として働き始めて数年
整体師を目指す方達がさらに増えました。
なので、同業者の方が私の施術を受けに来ていました。
今思えば、きっと同業者です。
なぜ振り返ってそう思うのか と言うと、
明らかに質問内容に棘がある 敵対視がある
そういういった質問でした。
足つぼの時、あのそこ痛いんですけど何か悪いんですか?
なんかゴリってしました、何か詰まってますか?
こういう質問なら、本当に悩んでいて、
純粋に健康になりたいんだな、癒されたいんだなって分かります。
でも
そこのツボはなんていう名前ですか?
今、なんていう筋肉刺激していますか?
それは何番目の骨ですか?
っていう質問 これって明らかに試してます。
私は、学校を出たばかりで、人の見ぬき方
ましてや質問の意図まで読み取る
なんてことはそれこそ当時は知らなかったので、
聞かれたまんま、全ての名前を言いました。
勉強したばかりだったのでね。
そんな質問お茶の子さいさいですよ。
すると、その質問をしたお客様は納得するのですよ。
でも今思うと、そんな答えで納得して良いのか?
知恵比べしたかったのか?勉強したのか試したかったのか?
そんな事知って、家に帰ってからセルフケアとかできるのか?
手技は盗まないで良いのか?オイオイって今は思います。
逆に、当時は経験値が浅かったので、そういう質問で良かった。
もし、そこのツボ痛いんですけどどうしたら良いですか?
なんて聞かれたら 答えられなかったですもの・・・
所が、今は逆です(^▽^;)
もう体の全てのツボの名前は言えません。
足つぼはツボと効用が連動するので言えますが、
筋肉の名前も全ては今は言えません。
正直に言います。私は漢字が大の苦手です・・・
ツボは正直 漢字だらけです・・・
でも、この場所を触ったら、この場所を刺激したら
どうなるのか、ここが痛い場合はここから来てるな
というのは、今の方が分かります。
経験と感性がとても大切、私の持論です。
ツボの名前を言えたって、筋肉の名前を言えたって
脳みそフル稼働で感覚休止中だったら施術してない事になる。
私は名前なんて言えなくても、それで良いと思っています。
だって、ツボの名前全部言いながら施術する整体師
私は絶対ヤダ
うんちくはどうでも良いから
身体を楽にして とにかく辛くて来たの
勉強はもう良いから、手技を磨く勉強をして、
そう思いますし、
頭をフル稼働しないで、手技に集中して
先生の波動が雑でリラックスできない、と思います。
でも、学校に行っていたり 整体師になろうとかしてる
そういう人って、勉強していることが楽しかったり、
こんな事知ってるんだぞとか自慢したくなっちゃう気持ちも
分かります。
私は授業中に先生に怒られたことがあります。
悪気なく、壁の人体のツボの図を見てしまっていたのです。
そうしたら、もう教えないで良いですか?
自分で勉強しますか?と言われました。
えっ ちょ ちょっと勉強しに来ていて
興味があって見ているのに なんで
なんでそんなにムッとして怒るの?
と当時は疑問に思いましたが、もう分かります。
なぜ怒られたのか、なぜムッとされたのか
整体師は人に向き合うお仕事です。
ツボや筋肉や臓器に向き合う外科や解剖医ではありません。
それなのに、一生懸命授業をしている先生に向き合えない
そばにいる人に向き合えない その時点で
整体師マインドから外れているのですよね。
もしも、これから 整体師になりたい方が
このブログをお読みでしたら、整体師マインド考察してください。
学校を卒業するには知識が大切です。
でも、卒業後、ほんとに知識なんて少ししか役に立ちませんよ。
役に立つのは、一番は思いやり
あとは、知恵と感性と解剖生理学
応急処置の救急法くらいです。