なぜ過去は医療産業が儲かっていたの?!

年々、同業者が増えているようです。私は、他店の調査とかは全然していないのでわかりませんが、セミナーに行くと、これだけの人たちが資格取得後も私の様に勉強に行くのだな、と実感するのと、中には、無資格やOL、主婦といった、身体に興味があるという方の参加も見受けられます。

ただ、私の様に身体の業界に参入する人の中には、2つのパターンの人に分かれるのです。お金が稼ぎたいだけの人と、本当に人のケアをしたいという人、お金が稼ぎたいだけの人の場合、テクニックに走りすぎて、手に職をつけていれば食べていけるからと方法ばかりを身に着けて行こうとします。ちゃんと人のケアを出来る人になりたいという人は、テクニックの先を超えた世界も見始めます。

最近はIT化が進み、人がいなくても良い仕事が増えました。で、手に職で整体やらアロマを始めようとする人がいます。だから、教える人のほうが稼ぎ始めているのも事実です。誰かがカモになり、誰かが稼ぐそういうピラミッド構造は資本主義には永遠に付きまとうのでしょうね。学ぶのはとても良い事です。私も学び続けています。でも、本当に自分が何をしたいのかを念頭において習い事は始めましょう。ジプシーで終わる人生ですよ…また、儲かっていたの?というタイトルの様に、同業者が増えていく産業はいつか下火を迎えます。整体、アロマ、治療院系はもう昔の様には儲かりませんよ。儲けたいなら、人のやっていないアイデアを浮かべて実践してみましょう。

テクニックを習得すれば、それなりにお店は開けるでしょう、少し結果を出せばよいのだから、結果をだす、でもまた再発して1週間後なりにまた来てくれる、リピートしてくれればずっと稼ぎ続けられる産業です。

だから、医療産業が儲かるのです。

病気にならない人間がいれば医療は必要ないでしょう。体調管理をしっかりできれば、病院に行く必要はないのだから。

ガンだってそう、毎日全人類の身体の中に癌細胞は生まれ、死滅し、それを生きている限り繰り返しているのです。免疫システムや心のシステムが健康に活動していれば、病気にはならないのです。

でも、みんなストレスや痛みや色々な事を抱えるから、病気になる。私も以前は3カ月に1回は必ず風邪をひいていました。今は風邪はめったにひかなくなりました。風邪を頻繁にひいていた頃は、すぐに病院に行く、薬を飲む、毎日健康になれると信じてサプリメントを常用する。ストレスがあればアロマを嗅ぐ、という自分の力を信じずに何かに依存し続ける日々を送っていました。負のスパイラルです。

アロマ依存は危険です。脳のメカニズム的に好きな香りや自分にあう香りを嗅ぐことは心を充実させてくれてとても良いのですが、薬、サプリ、アロマの効能効果は結局は統計学でしかないのです。アロマを嗅いだからリラックスできた。よく眠れた、そういう効果もありますが、その裏には深い呼吸を繰り返し取り入れたから、という呼吸の大切さが隠れています。だから、アロマやお香をたく事で、良い香り~と息を大きく吸い込み吐き出すきっかけづくりには適しています。嫌いな香りを使うと呼吸か浅くなるので、注意です。効果効能よりも好きな香りで選ぶ方が良い場合もあります。

アロマは猫には危険と言われています。猫は嗅覚が優れています。ドッグフードよりもキャットフードの方が味付けや香りづけが凝っています。また、猫はグルメなので、フンもとても匂います…そういう繊細な動物にたいして危険と言われるアロマを使い続ける事に私を疑問視をすることがあります。

ただし、施術でオイルでリンパを流し体内の水のバランスを整えた方が良い方にはアロマの施術はします。そういった手段で取り入れるだけです。私自身アロマには依存していません。

何かに依存させると商売は繁盛します。だから医療産業が儲かるのです。自分で治せない所を治して貰えると依存が始まる事もあるから。

保険適用が出来る事で、安く診て貰えるし、依存しやすいのも大いにあります。アメリカは日本のようにそういう制度がないので、お医者様は外科医や歯科医がメインです。日本の様に内科だらけではありません。ドラッグストアはあっても、調剤薬局はめったに見ないですね。ドラッグストアでも結構強めの薬が医師の処方なしに手に入ったりします。ガンが致命傷だから、アメリカはガン保険が充実していますね。日本だって、ガン保険が入ってきたのは外資系からですし。

だから、日本では医療産業が流行り、アメリカでは保険や弁護士業が流行るのです。

ヨガやパーソナルトレーニングもアメリカで流行ってから日本にブームが来ました。理由は、アメリカ人は、日本のように国民健康保険制度がないから自分の身体を自分でケアする方法を知り、身に着ける事が得策だからです。

また、アメリカでは、メンタル系のクリニックやホメオパシーなどを取り入れる事で、自己免疫力や自然治癒力を高め、問題の改善に努めています。心が病気を招く事をしっかりと知っている国なのですね。値段は高くても、しっかり治れば、ちょこちょこ病院に行くよりも、時間やお金の無駄使いも減りますから。

最近甥っ子に、お医者様って儲かるの???と質問されました。儲かる医者もいれば、儲かっていない医者もいるよ。最近はお医者様も大変だから。と答えたばかりです。国民の何割かが真実に気が付き始めています。通い続けても気休めにしかならない医療に対して、他の方法がないのかと、そして自分で健康法を取り入れて、ちゃんとしたアドバイスやカウンセリングをしてくれる場所に出向くようになってきています。選ぶのは最後は自分なのですね。お医者様へのアンケートで自分がガンになっても抗がん剤や放射線は使いたくないとの結果も出ているのです。お医者様でさえ、薬の怖さに気が付き始めているのです。でも、日本の保険制度の中では、薬を出したり、通院してもらわないと稼げない事を知っているので、完治させることよりも、少しでも楽にさせる事に目を向けています。

病気で居続けたいのか、良い行動を選んでいくのか、人間は変化するのは怖いです。我が強い人ほど、治りたい、治りたいと言いつつも治らない答え探しばかりをするのです。治る答えもあるのに…

この真実に気が付く人がもっと増えて行ったら、医療産業や私のような整体師、アロマセラピストのお仕事はもっと下火を迎えていくのではないでしょうか??? 整体やアロマ、その他身体に良い事は色々あります。ちゃんとした方法と知識があれば、人を改善する事は可能です。でも、儲けたい、稼ぎたいだけでテクニックや方法、マーケティングやトークを身に着けても、心がこもってなければ、嘘の押し売りではないのでしょうか???本当に人を心身ともに改善できる方法が広まる未来を臨みます。